国により車は右側通行、左側通行と決まり事がある。
混乱をきたすことなく、危険なく、スムーズに交通を整える上でとても重要な事。
曲がる時には早めにウインカーを出し合図する。
これも他車の事を配慮すれば当然のルール。
けれども他車(他者)を配慮できない思考の人もいる。
その為にも法律や基準や規定、ルールは必要な事。
他者を配慮できない利己的で想像力の欠けた人は、あえて基準なんて作らずに(守らずに)
自分の、その都度その都度の自己都合(自己打算)により、その場の基準を変えたがる。
その連続を行うと、自己都合の身勝手な行動が当たり前のようになり、
自分の思い描く自分メリットの行動を疎外されたと思うと怒りをあらわにし
他者が悪いのだと決めつける。
利己的、自分勝手な思考のあまり、物事の本質を考える能力や、他者の立場を考える事や、他者に対する配慮が著しく低下しているものだと思われる。
社会の中で、基準や規定、ルールもない中で、「トラブルのないように円滑に進めてくれ」と要求されても、社会、企業、職場、そのものの在り方(基準や思想)が成立していないと円滑に進める事は困難だ。
土台や基準、思想となるものが築き上がってないと、その場の損得によりいくらでも振り回されてしまい、他者への責任転嫁がいくらでもできてしまう。
人間においてもそうだ。
自分の考え、思想、信念、価値観がないと、その場の損得(メリット、デメリット)と見栄でいくらでも振り回される。
そういう意味で、土台(基準となるものや思想や在り方)というのはとても大切で、そこから深い根がはるか、状況によって根の張り方を変化させるか、根腐れしてても気付かないか、自分一人だけに栄養がいっていればよしとするのか、栄養を貯めて生え変わるか、浅い根で頻繁に生え変わるか等々、その人の生き方、その仕事の築きあげようとするものなのかなぁと思う今日この頃です。
よい根の張り方をするには土台(基準となるものや思想や信念、在り方)が大切ということで、久しぶりのBlogは終了です。