
TVから伝わるオリンピックの熱気と共に自宅周辺のセミも大合唱。すごい数です。
毎年、こんなにセミ鳴いてたっけ?と思うほどミンミン、ジリジリ、鳴いています。
話しは変わりますが、先日、赤塚不二夫さんが逝ってしまわれました。
心よりお悔やみ申し上げます。
作品を通して誰もがたくさんの心の宝物をいただいたと思います。
タモリさんが呼んだ白紙だったと言われる長い弔辞の言葉の中に、こんな言葉がありました。
「あなたの考えはすべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は、重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また、時間は前後関係を断ち放たれて、その時、その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち、「これでいいのだ」と。」
さすがタモリさん。
これは哲学とも言えると私は思いました。赤塚さんへの愛と共にタモリさん自身の感性をも感じられます。
自己哲学や分析する力や感性がないと、なかなか言えない言葉であり、組み立てられない文章だと思いました。しかも分かりやすくスッキリとした表現。
私は好きなタレントは?と聞かれると迷わずタモリさんと答えていますが、タモリさんが好きな理由はたくさんあります。
一番は自然体で媚びないところかな。人に好かれようとワザトラシク褒めたり同調したりはせず、無理に流れを変えたりしない。威圧感を出したりアオッタリせず謙虚な姿勢で、人の心をを自由にさせ、人と人を調和させる。博識があり、あんなにたくさんの趣味を持っているけど、嫌らしく自慢しようとしたりしない。そういう姿勢が美しい。
私にとって学ぶところがたくさんあります!
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